高齢者向け:水を飲むための方法及びグッズ

高齢になると飲むこむ力が弱くなり、水を飲むのに苦労することがあります。症状がひどくなると嚥下障害として、病気の一つに数えられます。

すぐにむせてしまう場合、吸い込む力が弱い場合などと様々なパターンがあると思います。介護中の水分補給のために、私の試した方法をご紹介します。

水を飲むのも大変

100円ショップ・ドラッグストア・医療関係のお店で気軽に購入できるものばかり。水を飲む力・機能が弱い人向けの情報が少なかったので、記載しておきます。実際に様々な方法を試しましたが、利用者の状況によって最適な方法は変わります。

ストロー付きのコップ

水を吸い込む力のある方向きにストローコップがおすすめです。軽くて大きいので握力の弱い方でも利用できます。

少々、倒した位では、水がこぼれにくくなっています。ストローからはこぼれるので完全に寝たきりの方にはおすすめできません。

自力で、水を飲む力のある人にちょうどいいと思います。

こちらは、アマゾンでの紹介ですが、似た商品は、ドラッグストア・ダイソーなど100円ショップの介護コーナーに置いてあります。

水のみ(吸い飲み)

自力で飲むのが難しい場合は、この水のみを使いましょう。軽くて使いやすアイテム。介護を始めたばかりの人も、用意しておくといつか役に立つと思います。介護する人が補助をして飲ませないと飲めない場合。吸い込む力が弱っている場合におすすめ。

似たような商品は、あちこちで売っていますが、ガラス製品は重くて危ないので避けた方が無難。

とろみをつけるとろみ剤

嚥下障害を起こしている場合、少量の水を飲むだけでむせてしまうことがあります。しかし、水分を取らないと身体は弱り、脳や神経機能も弱ってしまいます。そんな時に利用したいのがとろみ剤。そのままでは食べたり飲んだりできない食品や水分にとろみをつけることで飲み込みやすくします。

※ニュートリー ソフティアS(エス) 3g×50包 とろみ食用 嚥下用食品

お茶や水にとろみをつけて、スプーンなどで食べさせてあげるという方法。ウィダーインゼリーなどのゼリー系食品を食べさせて(飲ませる)方法もありです。

ハンカチやガーゼに水を含ませる

水を少しでも飲むとむせる・とろみをつけてもダメ。少しだけ口や唇を湿らせてあげたい。

そんな場合は、古典的な方法ですが、ハンカチやガーゼを濡らして、口を拭いてあげたり、少しだけ水を含ませてあげる方法があります。

清潔な布を使えば、少しでも乾燥や口・喉の渇きを癒すことができます。

 



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