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24時間・夜間も対応の介護サービスがあることをご存知でしょうか
24時間及び夜も対応してくれる訪問介護サービスがあれば利用したいという方は多いですよね。
同居していたとしても、日中は仕事で外出・夜は介護では身体が持たないことも。かといって介護のために仕事を休めなかったり、有料の老人ホームは料金が高すぎては入れないという場合に重宝します。
24時間・夜間も対応してくれると、介護する家族も安心して仕事に行けたり、自分の時間を持つことが出来たりします。家族だけで24時間の介護をするのは、本当に難しいと思います。
24時間・夜間の訪問介護
夜間や24時間定期的な訪問介護のことは、「定期循環・臨時対応型訪問看護」「24時間巡回型訪問介護」と呼びます。
サービス内容の主旨は3つ
- ヘルパーさんの定期訪問
- 24時間相談窓口
- 緊急時のヘルパー訪問
これによって、様々な介護サービスを受けることができます。
実は、利用回数に限らず、同じ料金に設定されています。要介護5のセキさんの場合、食費を除き、自己負担の割合は1割。月に2万8,000円ほどです。クローズアップ現代 NHK24時間看護
夜間のサービスですから、普通に頼めば、かなりの金額になるはず。しかし、介護保険のおかげで自己負担額は少なくて済みます。
利用する側はありがたい24時間介護サービス。しかし、問題は人材確保。
夜間に仕事をするのは、昼間よりも疲れます。ヘルパーさん自身の健康や人付き合いを考えると、担当してくれる方を集めるのが大変なことはカンタンに想像できます。実際、読売新聞の記事では、人材確保・採算性の問題で、なかなかサービスできる範囲を広げることができないと問題点を指摘しています。
24時間体制で職員が稼働するには人件費もかさむ。各地の事業所で作る「24時間在宅ケア研究会」の15年度の調査では、約4割の事業所が赤字だった。読売新聞
私も24時間交代制の仕事をしたことがありますが、夜間の人員確保及び士気・待遇などの点で、非常に困ったことを覚えています。そして、夜間勤務時の疲労感も。
お住まいの地域に24時間・夜間の介護サービスをしてくれる事業者があるかどうかケアマネージャーさんに確認しておきましょう。