補聴器のオープン

インターネットにつながる補聴器【オーティコンのオープン】

J-WAVEで放送していたインターネットにつながる補聴器を調べてみました。デンマークの補聴器メーカー【オーティコンのオープン】。補聴器メーカーの老舗で、1904年創業と歴史のある会社。

高齢者・介護の話では、結構、この補聴器の件が問題になります。耳が遠いと会話になりにくく、テレビやラジオを聞くという楽しみも減ります。そのために、補聴器を利用してもらいたいところですが、雑音まで拾ってしまう・年寄りみたいで嫌だと付けたがらない方もしばしば。

オーティコンのオープンという補聴器

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試聴などが出来るとはいえ、高価なものも多いですからね。この【オープン】という補聴器も世界最先端の機種だけにお値段はかなり張ります。市場想定価格は両耳(ワンペア)で100万円前後とのこと。小型車くらいの価格ですから、そう簡単に手に入れられるものではないかも。

このオープンは、音を聞くのは耳だけでなく脳であるとの発想の元に開発された商品。雑音を排除して会話など聞きたい音だけを拾うことが得意。さらに、インターネットに接続することで、電話やインターフォンなどとの連携が可能。

値段に見合った様々な機能がついています。人間の耳と脳は賢くて、様々な音から必要な音を拾います。ところが、補聴器を使うと雑多な音を増幅するために、家の中など静かな環境出は良くても、雑音が多いとうるさくて仕方ないと言われています。夏に鳴く蝉の声を想像すると近いかも

そのため、正面の声を重視するのが従来の補聴器技術。その点、オープンは、最先端のオープンサウンドナビゲーター機能を装備。

従来の補聴器技術では、正面の声だけが聞こえ、その他の音は抑えられてしまっていました。先進的なオープンサウンドナビゲーター機能は、周囲の環境を一秒間に100回以上分析。その環境にある音源一つひとつのバランスをはかることで、ユーザーが不要な騒音に邪魔されることなく、聞きたい会話や音に自在に関心を切り替えられるようにします。豊かでより自然な音の情景が広がります。オーティコンのオープン

そして、世界初のインターネットに接続したことで、下記のようなことができるとラジオで話していました。

  • Eメールを受信すると補聴器に知らせが届く
  • セキュリティシステムのオン・オフ時に補聴器で通知
  • インターフォンを鳴らせば補聴器に通知
  • iPhoneと補聴器の連携

正直な感想としては、まだここは、発展途上のような気がします。便利な機能レベルですし、IoTはこれからの改善に期待しましょう。

(Oticon Opn)を日本で発売しました。価格はオープンですが、市場想定価格は1ペア(両耳用)で100万円前後となります。

主な特徴は、高度なデジタル音声信号処理により、マイクに指向性をつけることなく、騒がしい場所で使用する際の聞き取りやすさを大きく向上させた点。全周囲の音を拾いつつもノイズを排し、必要な音を届けられるとアピールします。さらにMade for iPhone認定やIFTTT(イフト)連携といったユニークな機能も搭載します。100万円の超高級補聴器

日本は、補聴器の普及が13~14%と低く(米国で25%)、先進国の中でも真っ先に高齢化が進む中、何とかしないといけない問題です。

介護をするにせよ、入院するにせよ耳が聞こえないと困ることは多々あります。入院中にナースコールボタンを押すと、看護師さんが「どうしましたか?」とベッドサイドのスピーカーで呼びかけてくれます。耳が聞こえないとそこでの会話もできませんし、看護師さんとの直接会話にも支障があります。

良い補聴器が出来ることを切に願います。



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